丸福塗料では、数年前から捨てられる塗料の再販売を始めています。理由は、弊社は北海道で塗料販売の仕事をしていまして12月になると弊社を含む多くの業者が不要な塗料を産業廃棄物処分場に持って行くのですが、その量がすごい量だなと感じています。
また、弊社の倉庫から10年前の塗料が出てきてそれを試し塗りしたところ、劣化してないと感じました。保管状態にもよりますが、状態の良いものは再販売できると思いました。弊社の取り扱っている中古品は実際に塗ってみてにおいや色の確認、水拭きして溶けないかを確認しています。コストの関係で現時点ではそれだけですが、70年以上塗料を扱ってきた経験を生かして中古品の仕分けを一品一品しています。
そういう理由で現在は、ホームページやECサイト等で中古品の塗料を販売しています。品物の主な仕入れ先は、弊社のお客様の現場で余ったものをいただいて出品しています。塗料は石油資源から作られます。石油は海外から日本に輸入されます。その代わり日本のお金が海外に流れていきます。日本の国力を上げるためにも、限りある石油資源のためにも、廃棄物を減らして環境を良くするためにも、微力ですが使える塗料を大切に使っていきたいと考えております。